【裁判】パチンコ店駐車場、1歳児車内放置死 25歳父親に懲役2年6月の実刑判決…静岡地裁浜松支部

1歳児車内放置死、25歳父に実刑判決 地裁浜松支部
2018.2.16 17:49

静岡県湖西市のパチンコ店駐車場で昨年7月、当時1歳11カ月の長男を車内に放置して死なせたとして、
保護責任者遺棄致死の罪に問われた無職の村田尋紀被告(25)=同市=の裁判員裁判で、
静岡地裁浜松支部は16日、懲役2年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

弁護側は執行猶予付きの判決を求めたが、山田直之裁判長は判決理由
「50度近くになったと推定される車内で、苦しみながら幼い命が奪われた結果は重い」と指摘。
動機について「ストレス発散のためパチスロをしたいと考えた。自分本位で自己中心的だ」と非難した。
一方で「遺族が厳罰を望んでおらず、本人も反省している」と述べた。

判決によると、村田被告は平成29年7月8日午前11時10分ごろ、
湖西市のパチンコ店駐車場で、乗用車のエンジンを切り、後部座席のチャイルドシート
長男陸ちゃんを座らせたまま放置。午後0時55分ごろまでパチスロをし、熱中症で死亡させた。

産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180216/afr1802160024-n1.html