上水道工事で安い資材 業者不正
http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2005312751.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
大阪市が発注したおよそ５０件の上水道工事をめぐって、あわせて２１の業者が
市が指定したものよりも安い資材を使っていたことがわかり、大阪市は、
業者が工事費を不正に多く受け取っていたとみて、この５年間に行われた
およそ６００件の工事について調査を進めています。
大阪市によりますと、去年１１月、「上水道の水道管の取り替え工事で不正がある」と外部から通報があり、
指摘された業者が関わった工事について調べたところ、今年度までの５年間のおよそ５０件の工事で、
市が指定したものより安い資材を使っていたことがわかりました。
さらに、これらの工事の元請けや下請けなどにも聞き取り調査をしたところ、
伝票を操作するなどしていたことを認めたということで、あわせて２１の業者が
不正に関わっていたということです。
実際に使われた資材は、最も安いもので、市が指定したものの半額程度だということで、
市は、業者が工事費を不正に多く受け取っていたとみて、この５年間に行われた
およそ６００件の工事についてほかにも不正がなかったか調査を進めています。
大阪市は、「すべての調査を終えたら、工事費の返還を求めることも検討している」としています。
02/16 14:28
