【ラジオ】窪塚洋介「卍もLINEも僕が先だった」 悔しさ滲ませトーク

2018年02月15日

窪塚洋介「卍もLINEも僕が先だった」 悔しさ滲ませトーク

J-WAVEで2月12日(月)にオンエアされた番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL KAMARQ presents EXPAND YOUR WORLD」(ナビゲーター:サッシャ)。価値観や既成概念を打ち破る「革新」に注目したスペシャル・プログラムです。
15時台は、俳優・窪塚洋介さんと映画監督・豊田利晃さんの2人による生対談をお送りしました。

(中略)

窪塚さんと豊田さんは、2015年に豊田さん演出・脚本の舞台「怪獣の教え」という舞台で窪塚さんが主演を務めて以来、交友があるそう。
豊田さんは窪塚さんについて、こう話します。

豊田:役者は、その人の持っている背中があります。そういう人しかしゃべれない言葉があって、窪塚くんは「他の役者ならできないけど、窪塚くんならできる」というセリフをすごく持っている。リアリティのないセリフもリアルになります。
窪塚:豊田さんと僕は、心の奥で燃えている炎がすごく似ていると思う。いろいろな台本を読んでいると、何度読んでも「入ってこないな」と感じることもあるんですが、豊田さんの台本だとそれがない。
豊田さんが紡ぎ出す言葉は一見突拍子もないようで、心地よくて、すぐに覚えられます。「この人の考えるセリフを表現できる存在でいたい」と思わせてくれる。そういう人です。家族ぐるみで付き合いがあるし、特別な存在です。

オンエアではおふたりのキャリアの原点についても伺いました。
豊田さんは、17歳まで将棋のプロを目指していたものの挫折。その経験を活かして『王手』の脚本を書いて映画デビュー。
「到達点に向かって動くという点では、将棋も表現も変わらないかも」と話していました。

一方の窪塚さんが芸能界を意識したのは幼少期。と言っても、「もしかしたら、みんなが抱くレベルの憧れというか、役者もタレントも歌手も一緒くたで“テレビの中の人”みたいな」といった程度だったそう。
そして、16歳で入ったのが俳優事務所でした。

窪塚:よくモデル出身と言われるんですが、最初から役者事務所だったので、「おまえタレントと違う、歌手と違う、役者なんだ」という刷り込みがありましたね。
結果、今は歌を歌ってますけど、当時のインタビューとか見ると「役者が歌をうたうもんじゃねえ」とか言ってる(笑)。
今は自分らしさに重きを置いて、自分がやりたい仕事ができてます。憧れの延長線上にいる感じですね。

窪塚さんは「卍LINE」として10年以上、音楽活動も行っています。サッシャが「今、“マジ卍”が流行っていますが」と質問すると……。

窪塚:去年、流行っているというのを知って「ひょっとしたら俺が関係してるぞ」と思ってググってみたんですけど、箸にも棒にもかからない、俺の関係ないところにいっちゃって。
しかも、LINEというアプリもあるじゃないですか。それで、僕これは言いたいんですけど、卍もLINEも僕のほうが早かったです(笑)。
2005年には活動していたんで、“生みの親”感を勝手に抱いてるんですけど(笑)。

>>2以降につづく)


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