【韓国】 五輪中継視聴率低調、視聴率ベスト20で五輪関連はわずか2番組・・・ニールセン コリア

五輪中継視聴率、人気種目なのに8・8%


韓国は15日から旧正月の連休に入った。五輪開催地の江陵(カンヌン)市もソウルなどから帰省する人が多いのか、交通量が増してきた。
五輪期間中は市内バスや高速道路などが無料ということも拍車をかけてか、バス停の前には長蛇の列ができている。

自宅で家族とゆっくりテレビ観戦をする人が多いのかと思ったが、そうでもないようだ。

14日の午後8時台には、日本のNHKに近い公営放送のKBS第2が、スピードスケート女子1000メートルを生中継していた。
小平が銀、高木美が銅を獲得し、日本では高視聴率を記録したが、韓国のリサーチサイト「ニールセン コリア」によると、平均視聴率は8・8%だった。

韓国は日本よりもスポーツ専門チャンネルが普及しており、日本と単純比較はできないが、同日の同サイトの視聴率ベスト20で五輪関連はわずか2番組。
小平の最大のライバル、李相花(28)が3連覇のかかる500メートルに専念するために1000メートルを辞退したとはいえ、さみしい数字だ。

でもそんなものかもしれない。私はちょうど、江陵市の中華料理店で民放の全国放送局SBS(ソウル放送)の五輪生中継を見ていたが、
食事に来ている客の中でも、テレビ画面に目を向けている人は少なく、皆チャジャン麺や酢豚を食べていた。

ちなみにSBSのこの日の視聴率トップは、スピードスケート中継後の午後10時から放送したドラマスペシャル「リターン」の18・2%だった。
14日の回からハプニングで主人公が交代することになって、さらに注目度が上がったという。

五輪競技では韓国人の関心が最も高いはずのスピードスケートをぶっちぎるとは、韓流ドラマ恐るべしと言うべきか、単に平昌五輪が低調なのか…。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180216-00000019-sph-ent