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囲碁 井山裕太七冠が棋聖戦６連覇
2月16日 19時10分
今月、国民栄誉賞を受賞した囲碁の井山裕太七冠（２８）がタイトル防衛をかけて臨む、棋聖戦の七番勝負の第４局が岩手県で行われ、井山さんが４連勝でタイトルを防衛しました。これで棋聖戦６連覇を果たすとともに、七大タイトルの独占を保持しました。
井山裕太七冠は、前人未到の囲碁の七大タイトル独占を２度にわたって成し遂げ、今月１３日、将棋の羽生善治さんとともに国民栄誉賞を受賞しました。
また、世界のトップ棋士が参加した国際大会「ＬＧ杯」では、今月の決勝三番勝負には敗れたものの、並み居る強豪を抑えて準優勝を果たしました。
その井山七冠がタイトル防衛をかけて臨む、第４２期棋聖戦の七番勝負は、ここまで、挑戦者の一力遼八段（２０）を相手に井山七冠が３連勝し、防衛まであと１勝に迫っていました。
１５日から岩手県大船渡市で行われた第４局は、黒番の井山七冠が的確な打ち手を見せて優勢に進める展開となり、１６日午後６時半ごろ、一力八段を投了に追い込み、中押し勝ちしました。
井山七冠は４連勝でタイトル防衛を決めて、棋聖戦６連覇を果たすとともに、七大タイトルの独占を保持しました。
